何時の時代になっても変わらないだろうなぁと思う事。自らが何かをしなければと考え、自発的に行動すること。これは「仕事」という場において最も必要な自発的行為だと、小生は強く考えている。これが出来る方々とのお付き合いはとても楽しいし、尊敬できる。尊敬できる方とのお仕事は、澄んだ空気感に満たされる喜びにあふれる。そして自らもそう在りたいと意思に刻み込める。
次は現状を当たり前と思わない精神力。人が作った道を進むことは安全で、楽ちんである。進みたい目的地に必ず連れて行ってくれる。何と安全な事か。しかし、それは最適解か?世界中で日進月歩で新しいツールが生まれている今、過去の方針で進むことに疑問を抱かない思考性は、組織の退化を加速させる。ご退場願いたい。
加えて確実な事など無いという現状を受け止めることが出来る、深みと広がりを心に持っていることを求めたい。コロナウイルスで観光客が50万人、突然減少した観光業を考えてみても明らかである。うろたえることなく、むしろ用意していたノベルティをお見舞いとして送るくらいの余裕があれば、次の観光地に選んでくれる確率は上がるだろう。不可抗力に言い訳や愚痴は要らないのだ。どう対応出来るかだ。
なんてことを自分の戒めとして考えている。キャリアとか見識とか、それは過去が基準であり、生活における様々な出来事が指針となっていることを忘れがちなのだが、これから生じる様々なことに対し、第一歩はそれらを基準としても良いのかもしれないが、それだけが正しいと思い込んで、他を排斥することはあってはならない。不安に満ちた毎日だからこそ、組織力として上記を包含したいと感じている私であります。