遂に米国で自動運転配送車に規制免除が与えられましたな。公道で自由にテスト走行が出来るという事。2年前から特区での実証実験が始まり、数千件のテストを繰り返し、漸くとのこと。米国の車両基準では、当然のことながら運転手が居るということが前提で、そうなるとハンドルやミラーの搭載が義務付けられるわけですが、それらが不要になると言う事。いよいよ次の時代ということですね。
考えてみれば、宅配がこれだけ進化してきていて、全てを人の手で運ぶというのはナンセンスと感じます。盗難がどうのこうのということを問題にして、絶対に試験を認めない我が国とは正反対。受取人が確実に玄関まで出てくることを前提にして、アクセスコード無しでは車を開けられない等々、何やらいろんな仕掛けがあるらしいのですが、セキュリティの面でもクリアしているとのこと。
冷凍ものから野菜等々、ドラッグストアで現在売られているような商品まで宅配してくれるということなので、最早、コンビニエンスストアなど要らない状況になりますな。必要と思うものは、その場所に確実に届けてくれる時代が、米国にはやってきたということ。挑戦者が行くわけですよね。
それだけを見に渡米するというのもばかばかしい限りで、何かのついでに行ってみたいなとは思います。6年前にグーグルカーが路肩でひっくり返っているのを見ましたが、それを確実にクリアしたと言う事ですね。冷蔵庫なんか要らないよってことになると、キッチンの在り方も変わってきそう。また一つ、楽しみが増えた、そんな気がします。