捨てるもの

年度末が迫る中、様々な衣替えが発生しますな。組織人だから私の個人的な都合は関係無いわけで、容赦なく変えねばならないこと、変えてはならないことを骨格に添えて、様々なご意見を賜りながら進めていくわけです。立場上、嫌な事が沢山出てくるわけですが、それは職制上当然の事と受け止めなければならない。それを支える為に、自分を他人視するキーワードは何か?それは捨てること。何を?

第一にプライドという奴ですな。これは厄介。とっても厄介。常に怒鳴られる、威圧される、恐喝される。「昼間でもひとけが無い場所もあるんだぞ」とまで言われたこともある。それでも心は動かさない。表情には出るかもしれないけれど、心は心頭滅却、動かない。言いたい泣き言は沢山ありますが、まずはこれが基本。

思い込みも極めて厄介。これはお互いにということもあるので、これは対話が必ず必要。学んだ結果ということなのですが、例えば長い川を遡上しながら、泥の中を進んだウナギを食すのに、蒸して脂まで落とさないと臭みが抜けないとすると、それを「学んだ結果なのだから泥臭いまま食べろ」と言われても、それは違うぞとなる。一旦、乾いたスポンジにお互いがならないと進まない話がある。

IT化が急速に進む中、組織にとって不要になった仕事、あるいは、不要にするべき仕事は、長とすると消さねばならない。それによる人員削減は当然の結果である。AIががっちり成長してくれれば『長』などは最も不要な職制になるのだと思っている。さっさとそうなれば良いのにと思うのだが、今年度中はその実現は難しそうだ。安定志向は無い。世界の流れは圧倒的に速い。スピード感のある変革は必須である。自分に言い聞かせるところである。