自分ごとと思う

土日の行動がまるで変わった。何処へでも出掛けていくスタイルから、じっくり読書、音楽鑑賞みたいな高等遊民の如くの過ごし方になってしまった。本来、土日というものは休息に用いられるべきものだったのかもしれないが、頭をフル回転させる方向に向かっていきそうな気配だ。それはそれで良いことかもしれない。新聞も隅々眺めるが、こちらのほうは読むべき記事などは見当たらず、ネットニュースと大きくは変わらない。

感染拡大は継続していて、4月いっぱいで緊急事態宣言が収まるとはとても思えない。接触者を減らせということだが、人と人の接触が無くなればそれで良いのか?接触をゼロにしようと思っても、食事という行為を停止できないし、当然のことながら食料品店には出掛けるわけで、そこで集う人達の何と多いことか。買い物という、ある意味ストレス発散行為であって、人の群れの密度向上に自らも貢献しなければならない。これは仕方がない。

情けないけれど、仕方がないという表現を使ってしまう。街を車で走れば交差点は大渋滞だ。車の数がどんどん増えている気がする。できる限り人との接触を避けるという点においては、自動車という閉鎖空間に閉じこもって移動することは正しいのかもしれない。それは本当なのだろうか。外気が入ってくるモードで走行していたら、気中に漂うウイルスの蔓延空間になったりしないのだろうか。何と恐ろしいことか。

行政的にお金が掛かるから病院を減らしましょうとか、学校を統合しましょうとか、効率・コストを重視してきたわけだが、そのつけが回ってきたのかなとも思う。経済成長という単語に踊らされていて、何が成長したのかさっぱり分からない。じっと周りを見渡す時間が出来た今、皆で考えるのも悪くない。そう思う。