因果関係

押し通すと勢いづいていた検察庁法改正案でしたが、土壇場になってひっこめましたな。国民が何を言ってもへっちゃらで押し通してしまうのかと思っていたのですが、ここに来て急に国民の理解などという単語を使っている。何が何でもやり通すことが国民の利益になるのだという表現を一切していませんでしたからね。法律の受益者側のお話しか無かったわけで、落ちるところに落ちたのかなという気にもなる。そもそも議案として持ち上がることがおかしいのだけれどね。

並行して語るのはどうかなとは思うのですが、ソフトバンクグループの営業損益が約1兆3千6百億円だそうで、投資の失敗と言うものは、黒字も赤字も富裕層がやらかすと大きなものだなと感心する。コロナ禍も影響はしているのでしょうけれど、レナウンなどもそうだけれど、社会の猛烈な変化を様子見するとこうなってしまうという見本ですな。他山之石とせず、常に気を配らねばなりません。学びは大きいですな。

勢いって大切だと思うのです。この時代、石橋を叩いて落としていたら、結局、何処にも行けなくなってしまう。じっとしていると「何もしない」認定を頂いて、あちらの軍門に下りなさいと、行き先を支持されてしまう。自律的判断なんて決して許されない状況にある。それでも貫くものをもっていないといけない。それが差別化要因と言うことなんでしょうけれど、世界をリードし続ける何かでないといけないという厳しい状況である。

今、一番大切にしていると思っているものを放り投げてしまったとき、果たしてあなたはどんな状況になりますか?本当にあなたの幸せと因果関係があったのですか?相関関係と因果関係。その道のエキスパートでも間違える。為政者は上手にそれを操って、因果関係に見せるのだが、今回はそれがうまくいかなかったということだ。コロナ禍で国民には時間があった。そういうことかもしれない。