いよいよ梅雨入りですな。以前の職場となったところで、岩見沢からの先輩が「梅雨ってもっとじとじとしているだけかと思ったら、思いっきりの雨じゃないですか!」と驚いていらっしゃったのを、この季節、必ず思い出す。ついでに冬の晴天を見て「関東の青空が憎い」と本気で怒っていた長岡の同級生も冬になると思い出す。昨今の大雨の振りっぷりは凄まじい。10分間で100mmの雨はいかんだろう。一気に洪水、大水害だ。そんな雨が当たり前に振る。備えは十分ですか?
大雨がコロナウイルスを洗い流してくれたとして、水の中で生き延びる彼らだから、川に集まり海に流れ、プランクトンに吸収され魚の餌になって、大型魚に集積されたところで刺し身になって、人間に入ってきたらと思うと、陸地がキレイになったとしてもその先は恐ろしいと、妙な想像をしてしまう。長生きの細菌程恐ろしいものは無いなと思うのだ。彼らは自己増殖をするわけではないが、寄生能力は極めて強い。宿主を換えて自らも変身して、人間に帰ってくるのだろうか?
地球温暖化のネタは言い尽くした?感があるわけだが、北極圏では雪に苔が生えて、それによる太陽光の吸収量が大きくなり、苔ごと海洋に流れ出ているらしい。アイスランドでもそれは顕著で、近い将来の海面上昇は約束されているらしい。恐ろしいことだが、北極圏で水位が上がっても、地球の大きさを考えると、そう簡単には地球全体の水位が上がるわけでは無いという。まぁ、大陸の洪水なんてまさにそうですからね。陸でもそうなら海でもねということなのかもしれない。
陸の栄養が大量に海に流れ込む。魚介類にとっては上等のご馳走なわけだが、ウイルス等、不可解なものも40億年掛けて流れ込んでいるわけで、それに耐性を持ってきた人間なわけだから、魚経由でそんなにおかしなことは起こらないのかもしれない。しれないが、度胸が無いから煮たり焼いたりして食したいものだ。食するものがあるうちは良いのかも知れない。心配のし過ぎであることは間違いなかろうが、今にも雨が振りそうな空を見上げてそう思った。