今でもハウリング?

ウエブ会議が当たり前になっているのに、ハウリングが怖いとか、実際に会議中に「グォングォン」とハウリングが発生する。そしてそれをほったらかして会議が進んでいく。なんと寂しいことでは無いか。足元の会議に限って生じる。複数の外部の皆様との会議において、初期の頃は発生したこともあったが、現時点は今は昔である。あり得ない。

これを人の不注意とするのか、それなりの機器があるのだからそれを使えば良いでは無いかということにするのか。機械の進化は不具合からのフィードバックだから、直ぐに機械ががらっと変わることは無いので、注意をしながら議論を進めるということしかないわけで、ハウリング防止と言う極めて基本的なお作法がいきわたらないことは「情けない」というレベルである。

小学校や中学校の時の朝礼などで、キンキンと耳をつんざくハウリングが懐かしいわけだが、それが今も普通に発生することの悲しさである。困ったら他の人から指導を受けるか、リーダーが「こうしましょうよ」とお作法の再確認をすれば良いのだ。弱さがあっても良いではないですか。それを受け付けることが出来る組織を作っていないといけないわけだが、みんな弱いということを前提にしている組織であるかと言うことなのだが、いつも胸に手を当てないといけないと思っている。

既に海の外の国々ではにっちもさっちもならない程に新型コロナ感染者が無限に増え続け、それを前提に様々な手段を講じることが出来た社会と、油断しきって対応が後手に回る社会との差は、極めて大きいと考える。自分の事と何処まで捉えることが出来るのか。他人事では無いのだ。ハウリングから話が大きくなったが、何か変だぞと思ったら、他人のせいとは考えず、まず、身の回りのチェックをしようよ。結局のところ、まわりの人達を尊敬していますかということなのだと思う。ささやかなお願いだが、ハウリングは無くしましょう。よろしくお願い致します。