貴方にとってスターは誰ですかと言われたら、花山大吉さんと応えるでしょう。苦みばしった笑顔と実行力。笑顔と行動、その原点は花山大吉さんである。江戸末期、改易藩の武士は浪人になり、日本中を扶持を求めて渡り歩く。偶然の席があればその技倆で席を頂ける。バブルが弾けてリーマン、災害、コロナと職位がどんどん減っていく今と、江戸末期と同様に思えるのだ。潰された藩の出身証明を持てば関所を超えられるのだが、扶持は限られていたわけだから、優秀な人材の流入は排除していく。それも今も変わらないような気がする。
賛否が喧しい学術会議委員の首相による可不可だが、学者も本当に天下国家の為に発言しているか考えねばならない。エゴではいけない。理屈をもって賛否だけではなく、理想、即ち真理はここであるから、この議論はいけないと言えない者は学者ではない。反対したから駄目だということなのだが、もしも首相が、この学者は真理を語らないから駄目だと言うなら、それはそれで仕方がなかろう。この真理かどうかを判断するのはとても難しいが。
マイナンバーカードの国民全員取得に積極的な首相の意向に、多くの国民が反対をするのは、何か、ネガティブなことがあるからではなかろうかと想う国民が多いからだ。隠し資産など無いし、あからさまに為って困ることは無い状況に会っても、赤の他人に生活様式をさらけ出す理由は何処にも無いし、それは嫌だ。それが出来てしまう貧弱なエレクトロニクス環境しか無い、技術が堕落しきった国家だから、国民は不安を覚えるのだろう。
国家の証券取引に関わるエレクトロニクスですらダウンする国だ。バックアップどころかバックオフ国家だ。そんな国でマイナンバーカードもへったくりも無かろう。事実、その更新には窓口に出向いて、紙の書類に自分は誰かを書かされるのだ。大馬鹿なシステムだ。それが日本だ。スターは居ないのか?嘆かわしい。