国勢調査が7日締め切りだったわけですが、回収が昨日時点で約半数。前回は8割5分は超えたそうで総務省は回答期限を延期するという。国の勢いってなんだろうと思ってしまうのだが、税金を納める人間がどれだけいるかの調査ですよね。プライバシーという単語が世の中を闊歩しだした1995年から回収率が下がりだしたそうだ。昭和から平成に入り、ほぼ100%だった回収率が85%程度になり、令和になったら50%程度になった。
小生的にはネットから回答したわけですけど、簡単だったかと言われると、なんだか面倒だなと思ったところが正直なところ。ただ、これって義務と言っても良いのではと思ったり、マイナンバーカードをちゃんと作っているし、税金を納めているわけだから、それらと紐づけしてくれていれば答える必要は無いだろう。同じことを何度も聞くから、情報が何処かに飛んでいき、詐欺な方々のアシストになるわけだ。
書類において認印が無くなる方向は嫌では無い。不正が無ければ電子決済で良いと思う。ただこれも、情報リテラシーに照らして不正を行わない人達に満ち溢れた世界である前提である。どんなに処罰を厳しくしても悪人は善人より強いわけだから、何が何でも悪事を働くでしょう。やっぱり大切なのは教育ということに尽きる。
ただねぇ、電子化の要っぽいマイナンバーカードだけど、電子情報の更新ということが数年毎に求められ、役所の窓口に行かないと更新できないという呆れた代物なんですよ。先日、日曜窓口でやってきたんですけどね。しかも窓口で新たに紙の書類に記載させられる。永遠に変わらないねこの国。仕事が仕事を創りその為の雇用があるという状況は、もう良いのではと考えている。実行しつつあるが面と点ではね。話にならない。国の勢いも測れない国。泣ける。