週末につき

週末は嬉しいのだが、それだけ歳をとって、生きていられる日数が減っているだけのことだ。それを喜ぶ人間の愚かさである。愚かと言うからには愚かではは無い状態があると想定しているのだが、結局のところ、愚かのギリギリに生きている自分にとっては、国会だのなんだので愚の骨頂みたいなやり取りを聴くと、ふぅんとなるわけだ。

それでも週末はなんとなく嬉しい。それは極限まで心身を削る毎日を過ごすことが出来ているからに違いない。水切りの石の如く、回って跳ねてそして沈む。そんな一週間である。週末が終末の如くに感じることが出来て有難い。だらだら感は全く無い。それが良い。

とは言うものの、そろそろ美術館や博物館に出掛けたい。だが、そんなリフレッシュも許されない状況にあるわけで、書斎の書籍が友という、まぁ贅沢な週末を過ごさせて頂いている。審査書類に襲われることが多いのだが、それはご愛敬である。社会と繋がらせて頂いているなぁと実感するだけだ。

台風がやってきているが、きっと名古屋は安全なのだろう。これが凄い。三英傑が出た土地柄だと思うのだ。裏を返すとなんだかそれで終わっているとも感じる。そろそろ次の英傑が出ても良いのではないか。拝金主義はもうやめて、人中心の名古屋になりませんか。そう思う。