愛知県のコロナ感染者の推移グラフが新聞等に掲載されている。7月〜8月期のピークの次のピークがやってきたなと眺めていたのだが、その傾きの原点がどこにあるのかに注目していた。エラーバーが大きく、なかなか起点を決めることは出来ないのだが、10月の第4週目の頭くらいになっているのかなぁと読み取れる。これは漸近線の引き方で全く変わるから、小生の主観であることは間違いないのだが、何を気にしていたかと言うと、GoToキャンペーンの効果が表出するのは何時頃のことなのだろうかということだ。
これは即ち、感染者に接触した方がPCR検査を受けて、それが陽性と認定されるまでの日数だということなのだが、10月初頭に首都圏からの移動が本格化したことを考えると、従前から言われていた2週間ということではなく、3週間を実質の潜伏期間と見ないといけないのではということになるような気がするのだ。これはグラフから読み取っただけの話なので、特に意味は無いのだが、これから寒くもなり、より一層の注意が必要な時期でもある。3週間も行動を封印されたらえらいことである。気を付けねばならない。
海外との行き来においてハワイ州のお話をニュースで見ているわけだが、グローバルな資本主義において、人件費が安く、税金が安く、環境規制がゆるいところにどんどんものづくり現場が移動していって、マスクすら国内に無かったという現実が4月前にあったわけだが、そんなことはもう忘れ去られているような気がする。熱することもなく冷め続ける日本の有様に、背筋も寒くなる。国内購買力の欠如を海外に求めた結果だが、各国が地域主義に移行を始めていることに少しは考えるところがあっても良さそうだ。
入試等においても、県外移動意欲が減るかもしれない。足元の教育を、将来、何を成し遂げることが出来るかというアウトカム目線からの体系に急速に変化させねばならないのだが、急な変化は我が国の文化には似合わない。じわじわと行くしか無いわけだが、昨今、コツコツとした努力も流行らない。一歩々々堕落することは得意なのに。某国の大統領選挙にちょっかいを出すネタがネットで突如拡散し始めた。どんなことにはお熱を上げる。呆れるばかりだ。