冬空久し振り

一昨日の夜から感じたのですが、漸く、冬がやってきた感が御座いますね。昨日は名古屋において初雪が観測され、今朝もそれなりに立派に寒い。冬はそうでなくてはと思う。凍る地方は凍らないといかん。富士山だってどんどん森林限界が上がっていって、まぁ、それは良いけど、様々な、人間にとっての病害虫が、我々が知っている限りにおいて温暖化によって広がっていっている。天然記念物が枯れたとか、そんなことがニュースになる。

今よりも遥かに温暖な気候の時期も地球にはあったわけで、凍るのが良いとか暖かいのが有難いという価値観は小生にとってのものであって、生命進化からみたら些細と言う程のものにもならない。今を一所懸命に生きるしかないわけで、その中において、人との繋がりを大切にしていきたいなと思うばかりのことですよ。かたちあるものは必ず滅びる。それが真実であって、永遠と思うからいけない。

GoToが云々言われるけれど、旅行業者がお友達の代議士が文句を言ったとか言わないとかが直ぐにネットニュースで流れるわけだけれど、大きなお金で世の中が動いているんだなと、そんな流れを再確認できるだけですな。貧乏人は麦を食えということを平気で仰る代議士意識はちっとも変っていないし、国民側も自己都合で法律が出来れば良いなと思っている以上、まぁ、そんなところでしょうよ。心が寒いよりは気候が寒い方がかなりましなのだと思ったりもする。

寒くなったと言ったって、数十センチの雪が積もるわけでもない。24,5年前には20cmくらい積もった日もありましたよね。チェーンを巻いて街中を走った記憶があるくらい。流石に路面が凍結し始めると、自転車は危険なので地下鉄に潜るわけですけれど、北関東の学生時代は平気で走って転んでましたけどね。ちょこっと寒くなったくらいでいろいろ思い起こしてしまう。平穏無事も良いけれど、ちょっとは擾乱が入った方が人生愉快かもしれない。冬空を楽しみましょう、そんな気持ちです。