東京近郊に再び緊急事態宣言が出されたわけだが、どうも世間の状態が変わったように感じない。昨日、地下鉄は始発でも混んでいたし、11日までお休みにして12日から出勤の皆様がどっと繰り出した雰囲気である。街中の混雑も見慣れた雰囲気だ。愛知県もどうなるかという状態ではあるが、緊迫感は感じない。これで感染がストップするのか、極めて怪しい。
夜の会食が問題だと叫ぶわけだが、連れ立って昼食に立つ人達はどうなんだ。安全なのか?体温を測定し、体調は変化有りませんということなのだけれど、自覚症状が全く無いディフューザーが沢山いらっしゃるわけで、そんな方が斜め前の席にいらっしゃったら?そんなことを言っていたら何も出来ないと言われるわけだが、With コロナなんてまっぴらごめんである。
1カ月で改善させるのだそうだが、魔法か?と言いたくなる。生類憐みの令でもあるまいし、凄まじい罰則があったとしても、人はそうそう、思うようには動かない。寒くなって抵抗力が弱まった体は、新型コロナウイルスにとっては、とても居心地が良いわけだ。季節的なところもあろうが、この寒気の厳しい時こそ、気を引き締め時なのは間違い無いのだが、経済云々、雇用云々が前に出ると、重症患者の列が短くなることは無いだろう。
ロボットに仕事を奪われるなどと言っているモノづくり屋さんは、考え方を大転換する必要がある。申し訳ないが、ロボットがやってくれるものはロボットにやらせるのが正しい。スーパーエンジニアであれば、必ず存在場所が現れる。自信を持ってロボットをパートナーにして頂きたい。それだけで感染リスクは激減する。デジタル未開国故の苦しさに見舞われている。これを乗り越えないと、日本に未来は無かろう。そう思う。