美しい工学

美しい工学を考えてみたい。ひょんなことから大昔(4,5年前かな?)に作った申請書を身内で共有する機会があって、読み返してみた。今ならCO2レス発電方式ということで、若い?頭でこんなにおニューな提案が出来たのだなぁと、我ながら呆れかえる。発想は若ければ若い程独創性が高く、年を重ねれば洗練はされるかもしれないがびっくり仰天は無くなってくる。

びっくり仰天は美しい。宇宙規模ならなお面白い。確かに地上での提案であったのだが、今の時代であるならば、月や火星で活用できたに違いない。むしろ、地球外で活用するのが良かったと思った。早すぎて「あほか」とけなされたが、他国で類似の挑戦が始まったところを見ると、あながち、筋違いでは無かったはずだ。

恥ずかしいので内容をお話することはしないわけだが、今の時代なら実現できるのではないかなと思う程に、テクノロジーはゆっくりではあるが進んでいると考える。ただ、我が国においては無理な状況であるのは悲しい限りだ。資源は無いは、人が人を育てないわで、一体、この国、何処に向かうんでしょうね。

論文不正などが止まない状況であるわけだが、まるっきり新しいアイデアで挑戦していく過程において、勘違いはあっても不正は無かろう。そんなものあっても論文にはなり得ない。神が創りたもうた自然の素晴らしさに感動し、そして感謝し、先人を尊敬する。その中から技術が生まれ出る。だから美しいのだ。純粋に宇宙の笑顔を想って挑戦する。工学が美しくある。なんと素晴らしい事か。