情緒から

デザイン思考とかね、なんか横文字を使うと本が売れるとかね、新しいビジネススタイルという事なのかもしれないけれど、誰かにとっておめでたい結末から物語を語れるかということに尽きる。バラが咲いていたからそれを彼女にプレゼンとなんていう思考では永遠にハッピーエンドは来ないわけだが、要は素晴らしく生きるということをしっかりと認知するところから始めようということだ。

それについては磨かないといけないのが感性ということであって、これがなかなか鋭いなとい方にお目に掛かれない。自意識過剰の方は大漁旗を上げている漁船殿の船倉のお魚よりも大量にいらっしゃるわけで、そんな方のお話は、スタート地点で辟易する。情緒ということなのだと感じている。風の声を聴くことが出来るかというところだ。

まぁ、何よりも行動という方もいらっしゃるが、それは正しいのだと思っている。動かないで悩むふりをしている方よりもずっと良い。認知力があって情緒をもってそれを理解し、行動に移せることが重要だ。闇雲に突っ走られても迷惑なだけだ。何処かと衝突して収拾が付かなくなってから、誤るタイプはこれなのだが、情緒・認知・行動の三拍子を揃えることが必要だ。

必要なのだが、これをどうやって意識的に育てるか?大学生になってからでは当然のことながら遅すぎる。生まれる前からというのが最近思っているところだ。そんなことを言ってしまうと身も蓋も無いではないかと思われるが、そうだと思う。ただ、意識することは出来る。無意識から意識へ自らを変えていく。少しずつでもお願いしたい。