市長選がありましたな。名古屋市の中を見渡して、市民の生活がボロボロになっていたか、街の中が荒れ放題になっていたかと言われれば、決してそうでは無い。だから今回の結果は見えていた。マスコミが煽って知事との不仲、まぁ、いろんな出来事をまくしたてて面白おかしく選挙をかき混ぜたかったのでしょうけれど、市の職員さんだって、やるべきことに向かって活動できているわけで、破壊的に何かが悪くなったわけではない。そんな時には選挙の結果は見えている。現役の首長選挙とはそんなもんだ。
国政選挙に関しては、まぁ、そうでしょうねというところだ。見ている人は見ているなと感じた次第。いくらなんでもね、「みそぎ」という政治家しか使わない死後を振りかざして、マスコミがバックアップしたとしてもね、駄目なものは駄目ですよ。コロナ禍対策だって何やってんだかという、世界から指をさされているような状況を作り出して、堂々巡りを繰り返す。一向に迷路から出る気配がない状況を続けて、行くべき先を示さなければ政権与党とは言えないわな。「オリンピック!」だけではね。
選挙権は国民の権利で相当に重要なものであるから、自分の割当範囲だけではなくて、今回のように閲覧しても大した時間にならないような選挙の時は、どの政党が何を言っているんだろうってネットで拝見するわけですよ。便利な世の中で、簡単に一覧できて、比較サイトまであったりする。正しいかどうかわからないから、新聞でも確認はするのだが、大略、同じことを言っていたので、まぁ、良かろう。呉越同舟型の与党と、もう少し絞り込んだ首長の野党という絵柄ですな。マスコミや与党が、野党を罵倒する時に使う呉越同舟なんだけど、今は逆だね。
1億人を超えている国家である。全員が同じ意志を持つなんてことはあり得ないことが前提なんだけど、でも同じ憲法の下で生活をしているんですよ。何があっても拠り所はそこであって、戦争の放棄を止めたがる人達とそうでない人達という絵柄はわかり易い。そこが軸足だと、行動は変わるからね。組織も同じで、誰がどうなるという方向性が重要で、私の言うことを聴けという絵柄は駄目だ。滅私奉公が基本。選挙明けでいよいよ連休ですわな。皆さん、30日はお休みしてくださいね。30日に出来ることは連休明けに致しましょう。宜しくお願いいたします。