三度目は正直か?

緊急事態宣言がやってきましたな。ゴールが示されていないレースに参加させられている気分満載で、頑張りの空振り感は凄まじい。頑張ると言っても職場命令の、宿舎を出る前に検温せよというのを守って、制限範囲内であることを確認して出頭し、職場が用意しているフォーマットに登録して、業務に勤しむということなのだが、ラジオ体操を最後までやってハンコを押してもらう、あの謎の努力に近い気がする。職場を守るという点において必須の行動なのだが、若者溢れるエレベーターを見ながら階段を上る頑張りの空しさよ。

前回までの緊急事態宣言下の状況と異なっているのは、異なるウイルスと言っても良い新コロナ禍が相手だという事。東京都下に出された2週間の制限でどうにかなると思った国民はゼロの筈で、だからこそ連休中の人出がわんさか増えた。じっと宿舎で料理と掃除に励んだ小生などはおたんこなすの代表選手かもしれぬ。まぁ、自衛なんだけどね。後遺症が激しい新型コロナ禍に取りつかれたくないとは本心。ただ、何処から忍び込んでくるのか分からないから不安要素しか無い。

それで三度の緊急事態宣言ですよ。憲法が阻むから政治としてお願いしか出来ないということなんだけど、憲法をいじったら国民が言う事聞くのか?そもそもの根本原因に、国民の7割弱が選挙に行かない、即ち、政治と独立して生きているという現状がある。助成金とか補助金とか、結局「金を撒く」と言うと拾いに行く関係でしか政治と国民は無いわけで、そんな状況において、緊急事態宣言ってどんな意味があるというのか?まぁ、お役所の人達が大手を振って繁華街で威張り散らすくらいが意味かな?

書斎の机の上でも、食卓の近くでもどこでも良いんだけど、体温計を設置して(別に引き出しの中でも良いんですよ)朝か晩かに体温を測るルーチンを持つ。出来れば朝、今日一日のトリガとしての行動を体温計測にしてみてはと思う。ただ、無症状疾患者であることは分からないけどね。ここが恐ろしいのだけれども、どうも変異したウイルスは「無症状ではいられない」ような状況を作り出してくれるらしいから、体温測定ルーチンは良いと思う。癖になれば何でも続く。スマホのアプリで感染が分かるようなものを誰か作ってくれないかなと思っているのだが、誰かやってくれませんか?まだまだ発展の余地があるなぁと、工学の発展を陰で支え続けたい私であります。