サステナブル

原子力は本当にエコか?みたいなお話をずっとずっと前にしたことがある。余りにも前なので、誰も覚えていないことを良い事に、適当に繰り返すとする。要点は原子力エネルギーのサプライチェーンはサステナビリティが確保されているか?ということと、本当にCO2は削減できるのかということである。ランニング時のCO2排出に関しては、石炭火力に比べれば少ないのは間違いない。ただしだ、鉱石を掘って運んで精製して・・・ってなことまで考えると結構なCO2の量になる。

原子力のお話はおっかないのでこの辺りにしておいて、サプライチェーンのサステナビリティということで、先日、また下がった出生数を見ていて、教育のサプライチェーンのサステナビリティっていつまで安定何だろうというお話。安定である必要があるのかと言われれば、国が成り立つためには絶対に必要だと思っている。外国から人を入れれば良いでは無いかというお方にとってはどっちでも良いんだろうけどね。日本大好き的な小生にとっては、これは譲れない。

子供が減ると当然の事ながら教育機関が過剰だなんて判断がこの国では直ぐに成され、妙に金を稼ぐ赤ちゃん製品辺りから塾だのなんだのも儲かって、大学辺りが一番割を食うような気がする。企業も新しい知識を取り込まないといけないから、リカレントの部分で大学が担うお仕事が爆発的に増えるのかもしれない。しかし、それではいけないと思っている。

フレッシュな脳みそで未知の領域に挑んで頂きたいのだ。それがいずれ企業の利益になり、国の力になる。教育こそ国の根幹であり、放棄してはいけないものだ。それを担う機関とそこで活動する若い方々こそ、世界の礎である。どうも、それがないがしろにされている感じを受けているのだ。あれも駄目、これも駄目、あれも減らせ、無くなれとプレッシャーを受ける。耐えない、攻め続けたい。そう思っている。