Youtuberの出現はYoutubeというプラットフォームがあったから。Youtubeの出現はWorld Wide Webのプラットフォームがあったから。粘土板に文字を刻み、日に干して固め、保管したり人力で運んだり。それが電気信号になって瞬時に世界中に広がっていく。不特定多数の中継点を経由し瞬く間に広がっていく。この瞬間にどれだけの量の情報が飛び交っているのかと考えると、恐ろしくなる。真実もそうでないものも、等しく情報として人と人を結び付ける。こう書くと綺麗だが、人が人を騙すということもあるから油断ならない。
起業家を求めると政治家は言う。「あんたら起業したことありますか?」と聞いてみたいものだ。独自でね。なんとか企画とかの抜け穴では無くて、頭ひねって人の夢を実現できる企業を起こしましたかと?まぁ、会社を設立するだけなら法務局でフォーマット通りのこと(他にも行くけど)を記載すればそれで済んでしまう。問題は何をするか、そして社会に「させて頂くか」である。させて頂くためには自らの機能を社会に受け入れて頂かないといけない。それは単に動画では無いのだ。そんな時にWorld Wide Webは強く機能する。
登録件数200万とか、本当に凄いと思う。影響力は絶大だ。情報発信者と受信者がWin Winの関係が成立しているのであれば素晴らしい事だ。満足が得られ続けるのであれば。情報は新しく無ければならず、それには生みの苦しみが伴うだろう。それに打ち勝って発信し続けることに敬意を表する。小生には到底無理だな。小生の如くはものづくりしか能が無いから、結局、そんな方向で起業することになるわけだが、これはなかなかにして体力が必要になる。積み重ねてきた技術と知恵が必要だしね。世に無いものを出さないと意味が無いからね。これもしんどい。
ただ、こうしてみたいと熱くなれる、今まで人が出来なかったことを出来る幸せは間違いなくある。毎日、もっと良くしたいと自分に言い聞かせることが出来る。起業ってそんな事だと思う。単に政治家諸氏が、一人当たりGDPが先進国と言われる国々のどん尻から脱出したいから、若者に失政のつけを押し付けて「起業しろ!」じゃなくてね。正直、大企業殿の夢の無さ、挑戦の無さには呆れかえるし、何も期待していない。若者にもしも夢があるのであれば、その実現に掛けてみると良い。そんな時は鶴舞大学の東のはずれに来ていただくのが良い。簡単にお金儲けがしたいという大企業並みのご相談は受け付けないけどね。