男子無能力が故に

大気の状態が極めて不安定な毎日。前線が日本上空に居座ったなと思ったら、日本近海で台風が発生して、これが消えかかった前線を刺激して、その前線を復活させる。先週の土曜日から晴れ間が広がるという予報ではあったのだが、台風が発生してくると、流石に1週間前の天気予報は外れるのだなと、スーパーコンピュータも未だその程度かと妙に安心する。単にセンシングデータが足りないだけだけどね。気象衛星から面データではなく立体データを取得できる様になると、お話は変わってくるのでしょう。軍事衛星だともう出来ているのかもしれないけど、民間に降りてくるまでにはしばらくかかりそうですな。

晴れを期待していた先週末だったのですけれど、妙な天気だったので、仕方がなくお籠り状態。県外など以ての外。近所にお出かけという事も無く、まぁ、食料品の買い出しくらいなもので終了。読書だったり思索だったり、そんなことの繰り返しですな。で、TVで勝手なお願いを繰り広げる政治家諸氏なんだけど、人流を減らせってやつ。あれ、減らないですよね。職場の体制が整っていないからということなんだけど、宿舎の状況も許さないんでしょうね。男子がどれだけ「家の中に対して貢献できるか」に掛かっている気がする。

生まれながらにして「家事全般をこなす」ことを刷り込まれて来たから、時間を作って細々こなす。先の週末には洗濯機の洗浄槽の清掃とか、この夏に少し目立ってきた浴室やキッチンのカビ駆除とか、壁のしみとりとかね、当たり前にやりますよ。言われなくても。普通なんですよ。そこに住んでいるんだから、その環境を清浄に保つとかね。スチームアイロンのボイラーの掃除はどうやるのだろうと謎なのですが、何方か良策を伝授して頂けると有難い。そんなことだと思うのです。そこに居て、在宅勤務を正々堂々と実行する環境を自ら作り出せるかどうかなんですよ。もちろん、今、感染爆発のきっかけになっているのはオリンピックの強引な開催に決まっているのですが、山手線を満員にしているのは通勤人間なので、それを減らす事ができないのは、頭の硬い50歳代のリーダーと、会社に行った方が気が楽だと感じている男子の責任である。

今、大学生は夏休みだからね。今の人流に関しては社会人に起因するところが大きい。ものづくり現場が云々とか言うけれど、ロボット7割、人3割で作り上げるテスラの現場を見習ったら?極めて小さい部品云々だろうが、自動化出来ないことは無い。投資が大き過ぎてというなら、同業他社で手を組むしか無いでしょう。いつまで傷を舐め合うのですか?世界との競争であって、国内で限りなく小さくなったパイをいつまで分け合うんですか?知恵を使いましょうよ。50代、40代の人々が思い切らないと、若い人達、子供なんて絶対生産しませんよ。「ワクチンは必要量輸入できます」とか威張る為政者なんてほっといて、独自で国内生産しませんか?いろんな業種で手を組んで。そんな事をダラダラと考えていた週末でしたな。今週もストレスリッチ。何とか週末を生きて迎えたいと思う、私であります。