雨のち雨

長雨の後、折角、暑くなって、これで農作物も何とかなるかなと思ったら、再び前線が生じ、本格的な秋雨のシーズンとなってしまった。妙な夏だったなぁと思う。これが毎年状態化するのかと思うと、何だか複雑な気分になる。40℃になるような日が連日では嫌だけれど、夏はやっぱり「どっかぁん」と暑いのが良い。梅雨明け三日は絶対に晴れるという事も無く、梅雨が明けたらしいとTVが一手も、二日後には雨が降っている。これでは何処にもキャンプに行けないでは無いか。自然と戯れるには雨も、まぁ、良いかもしれないけど、晴天と満点の星空が良かろう。

先週の金曜日、忘れもしない新型コロナウイルス対策ワクチン接種2回目の日だったわけだが、翌日から「非日常」をプレゼントして頂いた。温暖化が加速定常化してくるわけだから、永久凍土や南極の氷の中とかから、今まで人類が接触してこなかったウイルスが活性化して地球全体に広がるだろう。すると毎年、それに対応した新しいワクチンを接種してということが繰り返されるのですかね。結局、人類が700万年掛けて作ってきた恒常性を壊すわけだから、滅亡に向かうのかなとも考えたりする。先人類が多く絶滅してきたように、ホモサピエンスの終焉も近いのかもしれないが、まぁ、自業自得だわな。

いつの頃からか、金曜日が来るとほっとするようになってしまった。長いんですよ、一週間というか、月曜日からの5日間が。それで良いのですけどね。濃厚な一秒一秒を過ごしていく。張り詰めた中に身を置いて、一つ一つ前に進める。まぁ、大したこと無いのでしょうけどね、所詮、人間がやっていることですからね。そんな程度に思っておく方が気が楽になるような気がする。

お気楽に週末を迎えようと思っていたのだが、どうもお天気の神様は、極東には晴天を頂けないらしい。雨ばっかりだったから、海水温もそんなに上がっていないだろうなどと高を括っていたのだが、炭酸ガスを目いっぱい吸収した海水は、地球の何処かの晴天の下、しっかりと太陽エネルギーを蓄えて、気圏に水蒸気をリッチに放出して頂いているそうで、台風は巨大化、全線が出来たと見るや、水蒸気の川を作って送り込んでくる。一次産業の在り方を真面目に考えねばならないだろう。どんなにものづくり産業だなどと言ったって、食べられなければ滅ぶだけだ。ウイルスに滅ぼされるか、餓死して絶滅か。いずれにせよ悲惨だが、後者は防げる気がするから、何か出来ないだろうかとあえぐのが良い。日本の生きる道だと考えている。