アフター?

首相が中途半端で投げ出しちゃいますね、政権なるものを。周りに脅かされようが何をされようが、人事と解散権の行使はしないといけない。それが国を任された人の務めだ。やらねばならないのだ。それが引き受けた人間の務めだ。死なない限りやらないといけない。

それにしても「辞める」と言った途端、雨後の筍が這い出して来る。これも恐ろしい。後から出てきて、意を決した人間を出し抜いていく。これもまた醜い世界だね。まぁ、誰が次を担うのか分かりませんが、国際感覚に長けた方にやって頂かないと、この国の迷走は止まるまい。

アフターコロナという単語が躍るのだが、そもそも論として、人間は免疫という武器しか持っていないから、ネクストコロナに対応する免疫なんか持ってはおらず、アフターコロナなんて百万年早かろうと思ってしまう。免疫療法でノーベル賞が与えられたのは僅か120年前だ。人類の歴史からすればほんの昨日だ。

何はともあれ、政治的空白が大好きな与党とマスコミが賑やかである。国はどうなるということも重要なんだけど、各人が国民として出来ることをしていくということに尽きるのだと思う。他の人の為に何が出来るのか。そう思いあうことからではないかしら。それがアフターコロナということになるのだろう。そう思う。