アフターコロナと同じ程度?にでてくる造語がニューノーマル。定常状態が変化するんだろうなということなんだけど、何がどれだけ変化するのか理解しがたい事が多い。例えばWeb会議の事前打ち合わせを対面でやりたいとかね、その意識の体たらくたるや恐ろしい。顧客の購買行動がまるっきり変わったのだから、営業だってオンラインで良いし、また、それを良しとする意識改革が必要なのだ。属人的スタイルからの脱却ということだろう。どんどん変わっていって頂きたいものだ。
とは言うものの、現場にはアナログが凄まじく根付いていて、その根っこを引っこ抜くと、まるで竹林よろしく、全部が根っこで繋がっていたりするから恐ろしい。日本的組織のアナログ度の凄まじさということなのでしょうけれど、遥かなるニューノーマルというところだろう。作業は機会に任せて人から無くし、仕事に人員を配置していくところからでしょうね。エクセル作業を死守しようとする方々のPCから、エクセルを削除してしまうくらいの勢いが必要だ。
学会の表彰式だってウエブ上だ。まぁ、懇親会が無くなってしまうのはとても残念であるのは間違いないのだが、それとて謎のウエブ呑み会でもやって頂ければ良かろう。宅配サービスで参加者にお酒とつまみをお届けして、そこで楽しんで頂ければ宜しい。酔っぱらって駅で鞄を忘れるとか、傘を忘れるとか、そんなことに気兼ねなく話が出来て話が弾むかもしれない。二次会サービスなんてのもあって良いかもしれないな。
気になるのは、なんだか妙な事件が多くなってきているなと感じること。やはり人は人と寄り添っているから人なのだなと思わされる。ニューアブノーマルとでも言おうか。光あるところに必ず影が出来ますからね。良い事ばかりでは無い。ニューアブノーマルが無くなるような、ニューノーマルでないといけない。先ずは自分自身、もっともっと学び、自分自身が誰の為に何をさせて頂いているのかを納得する。そこがノーマルの出発点であろう。身勝手では無い、親身の行動が自然に出来る人が満ち溢れている。そんなノーマルが良いな。