戦争につき

強いものが用意周到に世界を暴力で切り取っていく。正義は通用せず、いや、何が正義なのか。国連なるものは指をくわえてみているだけ。罪があったとしても安易に命が奪われて良いはずはない。そうなのだが、教皇とて神に祈るだけでそれ以上の行動には出ない。まぁ、出られないわな。救済行動に出れば核攻撃を受けると脅されて、偽善者ぶる奴は居るまい。我が国だけでは無く、世界中が魔王にいいようにやられている。

ベンチャーだの新規開発だの、それは世界の人々が笑顔で生きて、その笑顔は暴力で奪われないことが前提だ。その前提を大国が打ち破り、それが認められ続けている。世界中から批判は出るが、結局のところ、守るものが他人では無く、自分という状況では、魔物に打ち勝つことは出来ない。商品開発も同じ。自社だけが儲けようとする意識がある限り、自らに魔物を抱えているようなものだ。

孤立無援ぶりが余りにも悲しい状況である。経験がある。経験があるが故に、他人事とは思えない。孤立無援は厳しい。そこに守るべき信念が無ければ、そこで朽ち果てる。大統領殿に自らを重ねる程、図々しくは無いが、その時の切なさを想えば分かり合える気がする。守るべきものがあった。だから踏みとどまることが出来た。どんな辱めにも耐え抜いた。

世界の状況を想えば、戯言をぬかしている場合では無いのだが、ロシアと呼ばれる国が行った暴挙は認められることがあってはならぬ。現代社会において、その思想が認められてはならぬ。それを打ち破るのは、世界のために、人のために、幸せを生む技術で誰かを笑顔にしようと、何事にも屈せず前に進む、若者の心だけだ。老害者は何もしない。もう解っているだろうが、決して君達の為に何かをしようとしない。だから良いのだ。独自の道を歩めるのだ。そうやってきた。これからもそうする。年齢は魂が決める。そう想う。