遥かなるカーボンニュートラル

大気中に増え続ける地球温暖化ガスなんだけど、炭素系はとても多いのは解るんだけど、それだけやれば良いのかというとそうではない。温暖化は抑止するべきだという点においてはその通りだと考えます。人類の経済活動や破壊活動によって炭素系ガスが大量放出されているのは間違いない。立春を過ぎて一気に暖かくなって、桜がどんどん開いていくのを見ていると、まだ、卒業式前なんだけどなぁと、やはり温暖化というものが進んでいるのだなと実感するのだ。大学はカーボンニュートラル実現に全力を尽くせと言うお達しが来るわけだが、そう簡単にはいかない。

少し前に言われていたことだが、省エネ政策の先行事例として日本のエアコンのインバーター化というのがあるんだけど、これなどは世界ではほぼ使われていない。すぐに現行技術で大幅に改善できるのだけど、そうではなくて、研究費だけをばらまくというのは、どういうものか。一部の企業が利益を上げてという銭の使い方をするよりも、依怙贔屓で既存技術を適応を進め、まず、今、出来ることを世界でやってはどうかと思うのだ。なんか、大袈裟にして、結果が出てこない日本的お金のばらまきだ。

次年度の国家予算が決まったわけだが、100兆円を超えるものとなっている。地球温暖化抑止というかカーボンニュートラルに資する開発にも幾ばくかのお金が投下されるわけだけど、お金儲けに繋がる苦役で無いと続かない。そこがどうしても浪花節になってしまう。それが日本縮退の根源である。お金というと汚らしいと言われるが、本当にそうか?30年前と初任給が変わっていない状況が正しいのか?何処が先進国か?有り得ない己惚れだ。

使用電力を全て再生可能エネルギーにするという目標設定もある。これも極めて難しい。昨年の経済活動が7%減ったわけだが、それでも温暖化は抑止されていない。マイカーなどが広まっていなかった頃の経済状況に戻さないといけない。エネルギー使用削減の為に、削減よりも大きなエネルギーを使って、一体、何をしようとしているのか。護岸工事を始めたり、結局のところエネルギーを使うのだ。まず、目の前の旧式のものを最新のものに換えていく。投資に見合う稼ぎが無いというのなら、まずはその装置を止めざるを得まい。100兆円を越えるのはゾンビ企業を量産するためのもの。出血を止める。そこからだ。