若者を枯死させるのか?

巨大地震など、自然災害は誰にも平等に発生して、突如として平穏無事を奪い去る。時として命までも奪い、精神的苦痛を強烈に与える。一方で、戦争を除く人為的行為と言う事ではどうだろう。税金が上がる、給料が下がるなど、実際に発生しているのだが、日本人って「まあ、しょうがないか」で過ごしてきたんだよね。決して「しょうがない」で済むレベルでは無いのだけれど、「給料を上げた会社には減税でお応えします」なんて公約を聞いてしまうと、何というか、寂しくなるね。この国の価値観ってそんなもんかって。

税金って、国の存続と言うか文化レベルを維持・発展させていくことに必要なものでしょ。それを簡単に「減税」という。そりゃぁ、安いに越したことはないですよ。ただ、税金って必要だから集めているんでしょ。国で集めているんだから、国家の為に使うのでしょ?一企業が給料上げたら、そこに国民全体から手当されるってどんな理屈だ?簡単に「減税します」と言うより質が悪い。

今年も7月で後半ですねと言った途端に台風がやってきて、名古屋水害以来の、時間雨量が小牧市で観測されたとの事。あの時、マンホールを持ち上げるように水が吹き出して、凄まじい経験をした。あれ以来、幸いにして、名古屋市は大きな災害には見舞われていないのでは無いか。災害への備えは大丈夫か?学者連はきちんと行政と関わって、適切な意見を述べているのか?そして行政はそれを咀嚼して、納税者の命を守ることに税金を適切に使っているのか?

人口が極端に減っていて、現役世代が高齢者をサポートするという図式は、もう無理では無いのか?経済安全保障とか言っているけれど、今の年金制度をほったらかして、政治もへったくれも無いもんだ。平和憲法と言うものも時流だから変えてしまえとかね、懲りない国民と、世界から見られちゃうんだろうね。うんざりだ。