EV考

先週の土曜日辺りから、真面目な夏がやってきた。過激な暑さで、表に出るのが危険と感じるほどだ。本格的な梅雨明けというところなのであろう。熱中症にご注意といったところだ。日本ばっかりが第7波の報道を精緻に行っているせいか、数字ばかりが先行する。諸外国においては、ノーマスクでの経済活動を優先するために、間引きカウントになっているらしく、まぁ、世界中で似たような数字なんだろうなと思っている。海外にお仕事やレジャーで戻ってこられた方々が、軒並み感染されて、国内に広めていることからも想像がつく。

高熱が出て、咳が止まらず、声が出なくなる。そんな知人に出会うと(Web会議でだが)やっぱり感染は避けたいと思うわけだ。ヨーロッパ諸国ではPCR検査なんか終わっているらしいし、日本だけが懸命に検査して、報道して、様々な規制を続けるわけだが、こうなってくると、どんな行動が正しいのだろうと、謎になってくる。往来でマスクをしない人が増えてきているのは、なんとなくだが良い傾向だなとは思うのだ。この暑さの中で人気が少ないところでマスクをしているのは極めて息苦しく、耐え難い。

政府的にも漸くインフルエンザ並みの扱いにするとかしないとかの議論を始めたそうで、大騒動もいよいよ収束するのかなと、嬉しいやら恐ろしいやら。5日ほどの高熱で済みますよということなのだが、そんなに長いこと寝ていられる身分でもなく、やはり警戒していきたいとは思っている。集団免疫の獲得とかいうお話があったわけだが、あれはいったい、何だったのだろう。ピークがやってきて下がり始めると、次の「型」が現れて、再び免疫はご破算になるということなのだが、流石数億年の大先輩だけあって、700万年の歴史の人類ごときが対抗できるものではない。

病に関しては謙虚が一番だと正直そう思っている。勝てる代物ではないのだ。病で寝込んだ記憶が無くなっているが、寝込まないに越したことは無い。適度な運動と睡眠という、まぁ、後者は無理だが、普通の健康状態であることが当たり前になっているわけだが、自転車通勤でマスクをしていると、喉の調子がすこぶる良いことから、自動車の煤煙のほうがよっぽど健康人体に悪影響を及ぼしていそうだ。コロナ禍でマスクをしての自転車走行が当たり前になり、それは良かったことだなと思っている。悪いことばかりではないというか、電気自動車になると排気ガスによる健康被害が減るとするならば、地球温暖化よりも健康被害の観点から電気自動車の世の中になってくれないかなと思う、私でありまます。