選択の時

こう暑いと、13時~15時の間で、外に出たいという気力が無くなる。そんな時間帯にご来客頂くことも申し訳ないなと思う次第。だから全てWebで良いのだと思うのですよ。わざわざお越しを頂かなくても良いのにと思うのだ。何かのついでで、そこまで来たからねということなのかもしれないけれど、小生的には呼ばれても何処にも行かないからと、Web会議を推奨させて頂いている。出不精になったわけではないのだが、このコロナ禍の中でもあり、基本、不対面が宜しい。

少子高齢化と言われ始めたのは随分前だ。全人口に占める14歳以下人口の割合は、この38年間に及んで減り続けているわけだが、これは少子化のベクトルである。高齢化の方は、同様に、全人口に占める65歳以上人口が7%以上の状況を示すということが定義づけられているが、現状は28.4%で、これは高齢化率が21%以上ということで、お役所的に超高齢化社会と呼ぶのだそうだ。出生率が減って、医療が進んで寿命が延びれば、必然、少子高齢化社会に突入する。

日本は世界に先駆けてそうなっているわけだけど、国のトップ殿が旗を振る機関において、その問題を解決するには、大学が必死になって教育機関としての役割を果たせ!と仰るわけだ。国内市場は自動的にシュリンクしていくわけだから、それを乗り越えていくためには、生産人口を増やして、海外に市場を求めるしか無いわけだな。GDPを減らさず、消費市場を拡大させろということを言いやすいところに言ってきたなと感じてしまうのだ。

新聞を開けばAI活用等、デジタルは当たり前なのだけれど、グリーン等の成長分野への教育組織の再編、そして統合を成すべきで、それが出来ないところはご退場願うという、まぁ、統廃合あり気の天の声が、いよいよもって声高らかになってきたなと感じるのだ。挑戦するなら金を出すが、いずれにせよ統合が前提となっていたりするところが気持ち悪い。大きい荷車は、同時に多くの荷物を運べるかもしれないが、牽引には金がかかるし大騒動だ。小回りの良さを活かすところは沢山ある。あるのだが、取捨選択が必要となる場合がある。これからはそんな時代である。挑戦である。