いよいよ我が国のリーダーもコロナ禍に陥り、先進国の仲間入りかなと思ったりしている。きっかけはどうあれ、特定の団体の力が政治に強く絡んでいることが白日の下になったのにもかかわらず、マスコミはしっかりと口を閉じている。これはどういう事だろう。ロッキード事件の時の田中角栄氏を糾弾したような勢いは何処にも無い。いや、それに限らず、マスコミは来る日も来る日も与党の政策を批判していた。与党はその批判を論理的あるいは強権的にはねのけて、政治を行っていた。そんな記憶がある。
今は、呉越同舟と言っても過言では無い。頭の中ではこの団体は違うなとは思ってはいるが、それはまぁ、思っているだけとしてだ、どうも我が国のマスコミはお上品すぎるのだ。どうせマスコミの言う事なのだから、フェイクかもしれないと思ってそれを見るわけだから、少々、的外れでも良いくらいの覚悟は無いものか。勿論、いい加減の根拠のない言論では駄目なのは当たり前だ。何らかの第三者の目から見ても動かしようのない根拠があるならば、それを元に責め立てるのがマスコミの役目では無いのか?
後になって「あの時、そうしておけば」なんてことが出てくるものだ。しかし、その後になってということが我が国においては多すぎやし無いか?八王子エリアでのやり取りなど、徹底的に粉砕できるだろうに、何故か、いずれのマスコミ殿も口を閉ざす、お茶を濁す。何か他にニュースは無いものかと無理やりトップ記事を作り込んでいく。当たり障りの無い記事を掲げていく。T自動車さんが、世界に向けた内燃機関を搭載する自動車生産数を4割削減するというニュースなどどこにも出てこない。
出て来ないからフェイクニュースかと思いきや、どこぞの方が今の6割の人員で利益を上げるというお話とマッチして、あぁ、やっぱりそうなのだなと思ったりもするのだが、どうも経済構造の自動車一本足打法は全く衰えを知らない。高齢者主義の政策一本足打法も終わらない。この国に合理性と言う言葉が通用するのか?不安でならない。