要注意

海外からのお客様達にとって、日本人が揃ってマスクをしていることを極めて奇異に感じるらしい。実際に、海外出張から戻られた方から日本の往復便だけがマスクを義務付けられて、相手国に行ったら機内でマスクをしている人は殆ど居なかったと聞いている。海外では職場でのマスクはもう遥か彼方だそうで、自社に戻って事務所で「マスクを外そう」と提案したが否決されたとの事。まぁ、連日、数字が生活に圧力を掛けてくるのだから、それはやむを得ないのかもしれない。

BA5派生のワクチンが、愛知県内でも先日来広く接種が始まった。始まったとたんに広域接種会場では予約がいっぱいで、もう受け付けられませんと言うお返事だ。クリニックでの接種においてもかなり混雑してきた。職場において有休を獲得するなどして、接種に努めて頂きたい。その数時間で成し得るお仕事よりも、御身大切に行動して頂きたい。なかなか許される時間というものが無いのだが、それは意識の持ち様である。健康が一番である。そこを中心に考えて行動して頂きたい。

今、じわじわと感染者数は増えているわけだが、これからずるずると来年の共通テストの頃まで増え続けるようだ。AIの予測であるが、それはあくまでも過去の事例に則ってということだから、悪しき事例が加われば、更に増加、そして前倒しということもあろう。ピーク期間が長引くこともあり得よう。ワクチンの第二回接種の時を思い出すと、絶対に嫌だという気持ちは解らないでもない。しかし、罹患者の後遺症のお話などを聞くと、やっぱりワクチンは接種するべきだなと思うのだ。主観だが。

様々なマスコミが様々な論調で、こういう理由で爆発的に増えないとか、カウント数が減っているからだとか、結局のところ、我が国はDXという意識は全くなく、他国がコロナ禍よりも経済活動だと、まぁ、それに乗じた観光促進なのだが、気持ちが悪いと思っている人にまで、マスクを外せと言うのは間違いだ。マスクをしていない者に飲食店員が注意をしたら暴力を振るわれたというニュースもある。氷山の一角であろう。インフルエンザもことしは大流行の兆しがある。自分の身は自分で守る。それに限る。