健康は全ての年齢で自らの努力で獲得するべきだと、一番弟子から指摘を受けた。指摘というか一般化された意見というか。どんなところから出てきた会話かと言えば、油断すると直ぐに肥満体になるというところから。天気が良ければ自転車で13kmの道のりをえんやこらと、八事の山を越えながら出勤することで、今のところ、就職時に作った洋服を着ることが出来る。時々太ったり元に戻ったりを繰り返している。
年齢を重ねたら気を付けないとLサイズになってしまうと言った時に、それは全ての人がそうですよ、健康は全ての人が創り出すべきなのですと、弟子からズバッと言われてしまい、そう言えばそうだなと納得させられた。目指す職業がYouTuberという小学生達の、50m走のタイムが遅くなっているとか、栄養失調気味の児童が多くなったとか、ニュースの類では拝見するのだが、大学生を診ている限りは食事は出来ているのかなとは思う。栄養の偏りはあるのかもしれないが、ぶくぶくの肥満学生を拝見することは最近では無くなってきている。
滋賀県が頑張って医療費を減らす為のキャンペーンを打って、見事に医療費の絶対値を減らすことに成功している。そもそも論として、不健康だから医療給付金が必要なのであって、国民全員がぴんぴんころり状態であったならば、140兆円の医療費を見込まないといけないというのは、国家として如何なものか。マスメディアでジムの宣伝がなんと多い事か。ジムビジネスが花盛りになるというのも妙と言えば妙だ。
休みの在り方、働き方改革だの、いろんなお話が出てくる。未だに対面で無ければ仕事にならないという意見が多いのだが、通勤時間を気晴らしの散歩なりに充てて頂くだけで、心身のストレス軽減に繋がって、医療費削減に繋がるのではないか?旅行をけしかけ、美味しくて栄養たっぷりな食事を食べさせ、お金を引っ張り出すところまでは良いが、保険給付金が増えているのでは本末転倒である。理想はどんな状態か?分かり切った事である。