コンプライアンス

法令遵守だけでなく、倫理観、公序良俗などの社会的な規範に従い、公正・公平に業務をおこなうことが現代において、企業・組織に求められるコンプライアンスである。その範囲は極めて広範囲ではあるが、社会的な規範に従いというところが微妙であるのだが、安全サイドに振っていくことに自然となっていく。エイジハラスメントも踏みやすい地雷だが、戯言では旧態依然で人の意見を聴く気が無い高齢者、全くやる気の無い若年者には指摘はするが、年齢では無く後段の内容で語っている。

女性だ、男性だ、ダイバーシティだという声も今においても大きいわけだが、性差別など無いのは当たり前であって、それを振りかざすのはハラスメントだろう。縄文の昔、腕力のある者が獲物を刈り取り、率先して植林、開墾をして、ひとりでにリーダーに祭り上げられたのが男性だったのだろう。10世紀以上も続いた文明であって、数世紀で戦争やいがみ合いばかりしている現代人よりもずっと倫理観、公序良俗意識が共通認識であったのではないか?

社会の複雑性という事もあるのでしょうけれど、発掘された町と墓の在り方とか、その関係性を学ぶにつけ、争いよりも討論だよなと思うのだ。ただ、100を遥かに超える国家があり、自然環境が異なり、思想、宗教も異なる国家が一つの星を生きる糧としているわけで、極めて複雑な関係であるのは間違いなかろう。その中のダイバーシティだと思うけど、日本においては、先ずは、男女共生・共創社会からということなんでしょうね。なんだか当たり前のことを必死にならないと出来ないって、どうなんでしょうね。

懸命に頑張って毎日を生き抜いているわけだが、それでもちっとも課題解決にならない。課題設定を成したとしても、少し上に上げると「新しい事はやりたくない」と紛争状態になる。お上が推奨しても現場は馬耳東風。ステークホルダを自分に置いて、自律機能を他者に活用して頂こうなどとは思わない。社会全体の発展など考えない。自分にとって利益があれば賛同し、そうでなければ反対する。それがコンプライアンスか?コンプライアンスと言うと組織のリーダーにだけ押し付けるが、構成員一人一人もそれを負うのだ。明日も組織がある簡単に思ってはいけない。自らの行動を刮目せよ!