破壊的イノベーション

破壊的イノベーションは必ず発生する。CHAT GPTは一つ、そうだと思う。既にかなりの文章を作れるようになってきている。極端な話、それを使えることが条件の秘書の募集がお江戸では始まっているとの事。まぁ、それはそうでしょうね。ものづくりの世界においては、EVの常態化ということがあろう。燃料タンク製造企業殿におかれては、圧倒的、マスのシーズがあったわけで、それなりの規模、それなりの人員確保が必要であったわけだが、それが突如として「要らないよ」と言われるわけだ。そうなると、それに必要な研究者も要らないよということになる。

産業構造が変わればプレーヤーの退場も有り得るわけで、正に破壊的イノベーションの教科書通りである。本当の理想はどういう状態ということから考えれば、当然の状況なのだが、我が国においては票と企業の生き残りのバーター状態であるから、本来、破壊されて居るべき商材製造を継続させることに補助金が出てしまう。それは結局税金なわけで、国民が望みもしないところにどんどんとお金を投入してきているわけだ。国そのものを破壊しているわけだ。

こんなことはもう全てお断りさせて頂くので敢えて独り言を言ってみるが、百万年前に開発が終わった商材を、あんたの顔で某社にねじこんでくれというご依頼を頂いたが、丁重にお断りをさせて頂いた。嫌なご相談である。浪花節の小生であることを良い事にぐいぐいとねじ込んでくるわけだ。破壊された領域にこれから参入したいとはどんな了見だ。銀行がいよいよ融資をしなくなったから、あとはつてを頼ってというか、圧力を掛ければ何とかなるだろうということなのだろうが、今のご時世、そうはいかない。

未来教育創造会議というものがあって、常にトレースしていないと「もう、やる気ないのね?」とあっという間に予算断絶、廃校に追い込まれる。教育機関としてアウトカムズはどのようなものかを常に思考して、それを先取りしていかねばならぬ。大昔の業績を持ってきて、私は凄いのだ、ひれ伏せ!と言われてもピントがボケて全く伝わらない。哀しい現実ではあるが、日本中で繰り広げられているようで恐ろしい。