変化しようよ

突然寒くなった気がするのだが、考えてみれば11月も中頃。当然のことである。セーターを引っ張り出し、コートも出して冬支度である。街路樹は黄色く成りきらない内に銀杏が落葉してしまったり、モミジが茶色く染まって、赤くなっているところがほんの僅かしか無いというような惨劇で、真夏の暑さから中途半端な暑さになり、いきなりの寒気で植物たちもてんやわんやっぽい。こんな環境変動を人間がやったというのだから凄いではないか。

TVでニュースなどを見ていると、オフィス街のお食事処あたりから、積極的なDXが起こっていると感じる。大規模組織だと、業務を見直して、何かを減らしてこっちと同時になぁんて、結局、今の状態を変化させたく無いのだなって実感している。様々な問題が山積し噴出してもなお、変化に向かおうとしない。法人になったのに、親方日の丸時代をずっと引きずっている。外的環境が劇的に変化しているのに、変化に向かおうとしない。

ともするとほうれんそうまでがどっかに飛んで行ってしまう。顧客認定が成されていない。親方日の丸時代の思考から抜け出せない。旧態依然の思考は、変化を嫌がる人種が滅んでいったように、旧態依然の組織は滅んでいくのだろう。しかし逆の考えも出来て、良く言われることだけど、増えすぎて、土地に居られなくなって、脱アフリカを果たしたご先祖様のお陰で今があるのだが、実は脱アフリカを果たさなかった人達が、今のアフリカの大地を闊歩していらっしゃる。真に強ければ逆境を受け入れて、更に強くなるという事もある。

まぁ、それは逆境を乗り越える工夫をしたからであって、そのまんま、昔のまんまのルールで活動を続けて生き延びたわけでは無いということですよね。島国故に他国のルールに引っ張られないことに慣れているわけだけれど、グローバルでダイバーシティな社会においてはそんなことは言っていられないはず。場の変化にコトが着いていけなければ、その場からご退場となってしまう。そうなってはならない。刮目して外を見る。必要だ。