化学反応

マイナス30℃以下と言うから強烈な寒さだ。世界のそこかしこで発生している低温状況である。何故にそんなことを気にしたかと言えば、最近、本当にちょくちょく見かけるようになった、乗用車のトランクについているe-〇〇というマークである。マフラーが見えないことから、EVなのであろう。小生的には全く興味は無いのだが走行中には石油由来燃料を燃焼させた際に発生させる気体・粉体を出さないということで、地球温暖化抑止に寄与しているという気分になれそうな自動車ですな。

化学的電池だから、当たり前なんだけど、10℃温度が低下すれば電池内部物質の化学反応速度が1/2になるわけだから、北極からの寒気が駄々洩れになっている昨今、大陸では冒頭に述べたような寒気がやってきて、EVが停止というだけではなく、給電ステーションまでが動作不良に陥って、充電麻痺状態に陥っているとか。ハイブリッドも電機システムは同様だが、ガソリンシステムを有している分、自家発電出来る点が強いということで、走行にはガソリンを燃焼させて走るという利点を電池システムで上回るというのは厳しいのが現状ですな。

水素燃料電池車であっても、反応後の水が凍ってしまってはとんでもないことになるのでしょうが、言論統制が成されているのかどうかは分からないが、今のところ、燃料電池車の排水システムが凍り付いて動かなくなったということは聞いていない。上手に作ってあるのか、どうかはわからないが、解りきったことへの対策ができていると信じてみたい。厳冬期に化学反応電池自動車が全滅しているわけだが、自動車を作って動かすということ自体が地球環境を悪化させていることは間違いのないことだから、まぁ、CO2排出などは些細な問題なのかもしれない。

ごみ処理施設を見るたびに、エネルギーを使って作ったものを、ダイオキシンなどを生成するからと、更に大きなエネルギーを使って焼却していく。石油を掘り出し化学的に変化させ、挙句の果てに燃やして灰にし続けるのだ。これが文明の在り様というのか。自動車はリサイクルしていますよと言っているが、リサイクル時に地球を温暖化させていませんとは言ってはいない。自転車などは偉いもんだ。そのあたりにしておくのが良かろう。日差しが暖かくなって、EVは正義だと大きな顔をしている場合ではない。歩く。それで良いではないか。人類にふさわしい。