何でも「質」が大切だと思っている。質が低下してくれば終わったほうが良いという代表例がNHKのブラタモリという番組であろう。小生的には継続して拝見することをしないTV番組において、継続的に拝見し続けた稀有な番組であった。どうも昨年くらいから、つまらないなと感じていたら、いよいよ終焉と言うことらしい。博学な方から博学を引き出してこそのNHKと思っていたが、それも無くなっていよいよTV離れが出来て有難い。

もうちょっと愛想が良いと有難いなと感じるのが窓口での対応なのだが、結果までのスピードだけを考えると、ぶっきらぼうでも正確無比にゴールまで一直線に活動して頂けるのが良い。市役所などでクレーマー諸氏を見かけるが、自らの定性的な依頼を反省することなく、定量的な結果を求める愚に辟易する。質問力が無い者には聞き力も無いわけだから始末に悪い。

博士号取得などにおいても質が重視されるべきである。インパクトファクターが無く、ハゲタカジャーナルであっても数があれば博士号を獲得できるような惨劇は無くなるべきだ。まっとうな論文を作成した者は、それが自らのこれからの人生の励みになる事であって、低次元の博士論文にずるさを感じる必要は無い。これからの生き様を自ら納得するのがよろしい。それだけで良いのだ。

気象庁の二週間天気予報を拝見したら、どうも最低気温が5度以下が今週もずっと続くのだそうだ。深夜の気温低下は睡眠の質を下げてくる。寝ぼけ頭の言い訳をするわけだが、春眠暁を覚えずとも言ってられず、暁の頃には職場に到達している状況が続く。丁寧に一つずつお仕事をしていかないと、この年度末の雪崩の如くのご依頼をこなしていけない。気合である。