三月は速過ぎる

3月は物凄い勢いで動いていて、あれよあれよと2周が過ぎてしまった。桃は開花をはじめ、いよいよ春を迎えるのかというところだが、寒い日が続きそうで、桜は遅れて卒業式での満開は無さそうだ。年度の切り替わりで、挨拶だのなんだの、御免被りたい内容ではあるが、長年、お世話になり感謝を申し上げないといけないという気持ちはちゃんとある。節目ということだ。

某人から伺ったのだが、長年、同一の組織に継続して所属していると、いざ「卒業」と機械的に決まったとしても、気持ちがそれについていかないという。なんらか、区切りの挨拶等を実施すると、いよいよ終りがやってくるのだなと納得出来るということ。小生などはちゃらんぽらん故に、ぱぁんと辞めるというところに至れないのだが、それも「はい、おしまい」ということが無いからか?薫陶は有難い。

最近、時々話を出している部屋の掃除なのだが、いよいよキャビネットの中身を空に出来て、それを廊下に出したところで、部屋の床の上の物体はマックスになったかなと感じるのだが、いよいよドアに向かって通路が出来た。いよいよ本丸の取り壊しに入っていけそうでほっとしている。何事も地道に進めていかないといけないと思うところだ。

自分に厳しくとは思ってはいるものの、時間という誰にも平等に分配されているものを最大限に活用しようと思っても、ミッションを放り出すわけにはいかず、遅々として進まない。進まないことを時間が無いという言い訳で逃げるわけだが、何時までも自分に甘いことが嫌になる。オフィスの紙資料などは纏め終り、運べば何とかなるところまできた。何事も一歩一歩である。そう実感している。