学べ!

インバウンドでお金が入って政府は正しい政治の力だなんて、一方の側面だけを報道させる。マスコミは国家犬であるのは明々白々で、政府に都合の良い切り口で国民を惑わす役として活躍している。ゲーム脳化によって自ら思考することを好まない若者気質はSNSで制御可能であるから、無限に続く円安傾向にWhyを突き付けられないでいる。例えばインバウンドだって、検索サイトのツールは米国製だったりするわけで、使えば使う程サブスクで実は赤字になってしまったりする。

どこからお金が入っているかという目に見える実体は氷山の一角以下で、それよりも見えない出費が凄まじいことを正しくマスコミは論じるべきだ。と言っても、お堅いお話を好まない国民となってしまっているのだから始末が悪い。活字が並んだだけで眩暈に襲われる国民性である。どうしようもない。その中においてリカレント・リスキリングだと叫ぶのだから狂気の沙汰である。

どこまで円が安くなるのか、ここまでくると面白半分で眺めてしまう。自らの国家の凋落ぶりに溜息どころか失笑している段階に入ってしまっている。しかしだ。どんなに頑張って地面を掘っても石油がじゃぶじゃぶと出てくる国では無い。資源は人とその知恵しか無いのだ。その知恵を磨くことに力を尽くしていこうという気持ちは失せてはいない。むしろ、必死である。

学ぶことである。今まで興味を持ってこなかったことでも何でも良い。無茶と思う事でも、深く学べば面白いのだ。面白いと感じるところまでは苦行なのだが、その苦行の先が楽しいのだ。人生は極めて短い。瞬間芸である。その瞬間芸をどれだけ深く楽しむのか。それが大切だ。時間は有限で、誰にも平等である。学ばねば自らの国すら無くなってしまうかもしれない。当たり前など何も無い。学ばねばならない。