集中力

久しぶりの連休ではありましたが、やっているのはいつもの通り、書類との戦いと言うか、本社から頂戴した有難いお仕事と言うか。まぁ、それなりのお仕事を頂戴するということは「それなり」の者ということなのかもしれませんしね。嬉しくは無いけれど、過去、先人にお願いさせて頂いていたバトンを受け取ったということで、そのお役を必死に勤めさせて頂くということですな。

歳を重ねるごとに「休暇」という状態から遠ざかっていると感じますな。喜ぶべきなのかもしれませんが、もうちょっと突っ走り続けることに疲れを感じるというか、もういいでしょうというかね。先人からのバトンということを考えてしまうと、まぁ、受け取るしかないのでしょうけれど。いずれ代役は必ず現れて、お前なんぞいらん!と言ってくれるのをひたすら待つということなんだけどね。

本社のお仕事に限らず、大抵のおかみのお仕事には締め切りがあるもので、信じられないストレスになるわけですよ。それでも電子化されてきていて、送り返せとか処分しろとか言われなくなっただけ、ほっとするところがありますな。10年前は確実に紙の世界だった記憶があるのですよ。なんか、アマゾンの配送と見紛うばかりの巨大な、重い箱がどかっとやってきて、10日間で評価しろとかね。今では流石に電子化されて重量からは逃れられてはいるものの、「何処でも出来るよね」という圧力はすさまじい。

兼業扱いになって職場のお仕事とは切り離されるわけだから、基本、深夜か休日に戦うことになる。中身にはふれられないけれど、見事なものだなというところから、時間泥棒のレベルまでスペクトルが広い。その経験は間違いなくお仕事に、自然と活きるものだから、組織にとっては決して無駄にはならない。若手支援とかになっていくわけなんだけどね。先の三日間は天気が宜しくなくて、諦めがついたからよろしい。職場に行って嫌味を言われるよりずっと良い。連休と言う名の労働細密充填状態であった。