時々の食糧事情

時々話題に出す食糧自給率なんだけど、1980年代には50%を超えていたのに、今現在、30%台だ。肥料や飼料まで含めて考えると10%台だろうという研究者もいらっしゃる。絶対値が少ない事はよろしくないが、急激に減少していることはもっとよろしくない。海外から売って頂いているわけなんだけど、円安でどんどこ食料品は値上がりしていくしね。日本の価値というか、日本人の価値と言うか、海外に対してプレゼンスを示していかないと、食糧売ってあげないよと言われかねない。

最も重要な教育に関しても、少子化で学校合併だの、教育費削減だのと突っ走って来て、ここにきて、教師の給料が安すぎるからだと、給与をかさ上げしようなんて動きが出てきた。本当にお金だけの問題か?残業するなと言われて発生することは、家庭に仕事を持ち帰るという行動だ。悲惨な状況である。小生などはフェードアウトモードに入っているから出勤時刻を6時から6時半に遅延させているが、それでもアップアップである。

企画を考えていくとお仕事は無限に広がっていくわけで、それが公の為になっているのであればそれはそれでお仕事であり、減らすつもりはさらさらない。恐らく、全ての教育機関で同じことが発生しているだろう。先日、産学連携実務者の全国会議があったのだが、良い事例と思っても、地域に応じて通用する・しないが存在するから、学びが実務に反映されるとは限らない。知見を得ても仕事が減るわけでは無いのだ。

労働人口が減るということは農業従事者も当然減る。株式会社化が進んではいるが、農地に関して強烈な政治のネタになっているこの国では、思うようには進まない。気が付くと農地が工場やアパートに化けているのが現状である。更に気候変動が追い打ちをかける。いつまで学び続けることが可能なのか解らないが、まだまだ筆をおけそうにない。ただ、何時まで食べていけるんでしょうね?そっちも心配になってきた。