次に向かいましょう

今年も残りわずかと言うか、戯言的には勝手にやっているので、語る、語らないを求められることはなにもないのだが、年内、いつまでやってんですかと言われると、明日までですねと答えますな。驚いたことに、社会的には小学生は、この地域においても冬休みに入っていて、がきんちょどもは自転車に乗って縦横無尽に街中を走り回っている。元気なものだ。とは言え、目に入るがきんちょは数名であって、多くはこたつに入ってゲームでもやっているのだろう。そこになんのイノベーションもない。

以前、破壊的イノベーションを語ったことはあるのだが、そもそも論、破壊される前に、存在理由がなくなっている商材があって、過去の遺物が継続してしまっているので、注文が発生し、それを作り続けているという、正に破壊されていることに気が付かない日本と言って良いだろうか。それ故に一人当たりGDPが30位以下になるわけだが、こう言うと、いやいや、本当はもっと下がっているのだが、気合を入れている業種があるから、まだ、そのレベルだと、世界的企業に怒られるだろう。その通りである。

素材などで破壊されずにいらっしゃるお企業も、AIのマテリアルインフォマティクス、プロセスインフォマティクスの台頭で、今よりももっと優れた商材があっという間に社会を席巻し、破壊される側に回ることに油断してはならない。戯言などは永遠に戯言なのだが、これとて、バカAIなんというものが出来たら、もっとまともな駄文をしたためるであろう。それはあまりにも底辺なので、ほったらかすとして、破壊的イノベーションが誰に牙を向けてくるのか、油断ならない。

身内で話をしていたのだが、誰が何を破壊するのかと言うお話だが、夢を抱いた人間の、その思考そのものを破壊することによって、まったく新しい、そう、思いもよらなかった圧倒的な世界観に向かって動き出す、人間の思考そのものを破壊してこそ、破壊的イノベーションというところに至った。今、売られている加工機を使って商材を作っている企業などは、既に破壊されているわけだが、フォアキャスティングで描いた夢こそ破壊されるべきだ。破壊は破壊を呼び、真の新しさを目指し始める。バカな縄張り争いに付き合っている暇は無いのだ。