梅雨末期の長雨状態。これが無いと水不足になって、山紫水明の我が国の元気が無くなるから、これはこれで我慢しないといけない。線状降水帯の発生は困るけど、長江の巨大ダムが原因とも言われる九州地方の豪雨。ローカルエリアの気象条件まで変えてしまう人間活動の凄さだよね。ホモサピエンスの移動に伴って多くの動植物、そして先人類が絶滅したわけだけど、これは今のホモサピエンスにも当てはまる。何かが生まれてきたら絶滅するのだ。
今の日本人類は環境順応型であって、チームで動いて指示者とそれを受ける者の依存関係が強く、大勢に実に速やかに順応していく。摩擦や軋轢なんて以ての外、意識レベル(知性レベルって言いたいんだけどね)の変革なんて起きない。見てごらんよ、非常事態宣言が解除されたら、途端にニューノーマルなんて忘れている。何もコロナウイルス云々では無いのだ。折角、時空を超える手段を手に入れたのに、それに磨きを掛けずに放棄する。
ボツボツと現れ始めているのが自分なりに進む方向を定め歩むことができるタイプ。諸外国では生まれながらに受ける教育なんだけど、国際的視野を持った人達や、既にそうやって生きている人達に影響されて気が付いた人が、自己主導型に切り替わりつつある。外圧に負けて環境順応型に貶められて鬱になっている若者を見ると悲しくなる。正に悲しい大人になっては駄目だって、駆け寄って背中をさすってあげたくなる。
ただね、世界はもうそれは突破して意識する矛盾を受け入れて、複数の視点も許容して、自ら変わっていく自己変容型人間の時代になっているのだ。お互いがお互いの為に存在し続けることで、社会を導くために世界に目を向けることが出来る人類の誕生、全ての人が潜在能力を発揮している状態を良しとする人類。その人類がメジャーになった時、現行の環境順応型人類は駆逐されるのだ。その瞬間を待ちわびている私であります。