自然現象

いよいよ真夏とその昔は呼んでいた時期に入るわけですが、ニューノーマルな昨今、6月中にはその昔の8月レベルの日中が訪れているわけだ。地球の表面積はそんなに狭くは無いし、熱容量の大きな海洋もある。南極・北極には氷もあるわけだしね。これで何らかの理由によって南極周極流が停止すれば、一時は南極の冷温な海水が地球を巡り、温暖化速度は落ちるのであろうが、南極がその昔の緑の大地に変化していくのであれば、地球を冷やす方法が無くなってしまう。

偏西風が極端に北に寄っているから、台風を追い払う力が日本に働かず、太平洋高気圧のやる気だけが台風の進路を変える状況にある。自分で方向を決められない暴れん坊が、周囲の大きな声で的になったり見方になったりの、これまた現代社会、ニューノーマルの有り様にも見える。迷走台風というのは時々現れるわけだけど、V字ターンで沖縄地方の方々の混乱は余りにも悲惨な状況なのだが、地球のエネルギーの塊にどう抗っても人間には勝ち目はないわけだ。

海水温度の急激な上昇で台風は勢力を取り戻し、九州地方に上陸していく状況にある。数年前の大水害の記憶も新たな状態で、再び巨大な風雨の塊に襲われる。その間、日本の土木技術の英知を結集した環境整備が成されたはずであるので、その成果を拝見させて頂きたいものだ。人と自然との対決と言うことでは無いのだが、祈念な暑さだから、エアコンを適度に使って屋内で過ごせと言われるわけだが、それだけ、電気的エネルギーを活用しているわけだから、結局、大気の温度を更に上昇させることになっているわけだ。

今週から閉庁週間、我が国の先祖との対話強化週間の、所謂お盆である。灼熱のさ中にお仕事のことなどきれいさっぱり忘れて頂き、地球の近未来を考えるのも宜しかろう。地球のどこかでハリケーンや台風が猛威を振るっているわけだが、その製造に我々全員が関わっているのだ。自分は関係ないということは無い。地球の未来は組織の今の積分であり、組織の今は、個人の過去の積分である。結局、どんなふうに生きたかということが、巡り巡って自分に跳ね返る。閉庁中にはそんなことを考えてみたいものだと思っている。