提案は

大雨である。昨日は思ったよりはおとなしい雨模様で、新幹線は遅れることはなかったのだが、東海道線の遅延のおかげで、想定通りの現地到着となったことは、まぁ、予定調和だね。多くの新しい研究を拝見するにつけ、これが出来たら凄いなぁと思うのだ。思うのだけど、書面で見るのと聴かせて頂くのとは大違いで、書面では満点でも聴いてしまうと「あんたこれ出来ないでしょう」ということが露呈してしまう。聴き力の強さということかもしれないけどね。

日本はマテリアルだなとは思うのだけれど、なんというか、いろんな手法があるのだけれど、全く新奇ということは無く、再挑戦というものが出てくる。それは悪いことではない。AIによる場合の抽出もあるし、機器そのものの精度が上がったりね。だから温故知新で今の技術で再挑戦ということは悪いことではないのだ。むしろ真剣に取り組んだけど、思ったようにならなかったものを引っ張り出して、今、改めてやってみるのも良いのだ。

SDGsの方向性は間違ってはいないのだけど、大国が無尽蔵に電気自動車を作って、発電機を無尽蔵に作って、結局、エネルギーを運動エネルギーに換えて、最後は熱になって大気中に放出されるって考えないのかな?エントロピーは必ず発生して、それは温度上昇に繋がるのだ。自動車は鉄だしね。猛烈に温度を上げて、溶かして冷やして固めるのだけど、その冷やすという行為は地球を暖める方向にしか行かないのだ。

となると、いままであったけど、それを無くすというのがよろしいのではないか。そんな提案だったんだけど、残念だったなぁ。結局、これは任せられないだろうということに満場一致でなったんだけど、もうちょっとね。学者が「これは面白い!」ということではないのだから、もうちょっと責任もって提案してくれないと、評価・採決させられる身にもなってよと言いたくなる。提案するのはわがままであってはならない。当たり前なんだけど、そう思った一日であった。