平針にて

最初に免許証を獲得してから、何度更新したなどとは忘れてしまったが、そのたびに頂戴する教本は時代を反映していて面白い。別に優良度ラーバーになりたいというわけではないのだが、法律と言うものは「こう変わったからね」と勝手にやられても、知らなかった側が悪いということになっている。知らないよりは知っているほうがずっと便利である。

自動走行に関する文言や、電動キックボード等の交通方法などは、ちゃんと考えられているというところに感心した。当たり前なのだろうけれど、令和5年中に施行ということになっていて、街にレンタルキックボードが溢れかえってきた理由がわかって愉快だ。ちゃんと法が出来れば金儲けができるということだ。利益が上がっているから増え続けているのだろうけれど、町中に電池が溢れているというのは恐ろしい気もする。

気になるのが令和4年4月に交付されて、3年以内に施行される運転免許証とマイナンバーカードが一体化出来るらしいということ。失くしたらどうするというネガティブな意見などはほったらかすのが良く、持ち物などはどんどこ減らすのがDX的にもプラスチックを削減する方向性においても正しいに決まっているわけで、とっととやって欲しいなと願うばかり。

愛知県民だとかなりの方が利用される平針運転免許関連施設は、新しくなったのは近所だから当然知っていたわけだが、活用したのは今回が初めて。予約制になっていて、日曜日の枠を確保するのはとっても大変だったのだが、幸いにして朝一の枠を確保できた。どれだけ時間がかかるのか、8時半受付開始の合図で席を立って並び始めて、研修室に入るまでに16分で済んでしまった。驚くべきDXであり、どこの職場でも出来るだろうとサービス向上に感激した。見習うべきである。